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広げていこう!!

 

皆さん、こんにちは。

 

理事の橋本です。

 

私の周りで、苦しんでいるインストラクター、コーチ、トレーナーが急増しています。

 

見ていて、本当に辛そうです。

 

このような惨状になっている要因の一つが、壊滅的な総合型クラブの現在の有り様です。

 

これにより「先生」と呼ばれてきた多くの人が、難民状態と化しています。

 

そして、苦しんでいる人の中には「新コロさえなければ・・・・」と恨み節を言っている人も時々見かけます。

 

私はそれを聞く度に「新コロによって、時代が少し早まっただけじゃん・・・」と心の中でつぶやいています。

 

      好きなことだけをしてきた人。

 

      トレーナー技術、指導技術のみを追い求めてきた人。

 

      1レッスン(時間)の単価だけに拘り、常に要求ばかりしてきた人。

 

      相手の利益(共に勝つこと)を考えられない人。

 

      年収ベースで考えられない人。

 

      全体収支から考え始めない人。

 

難民状態にある多くの「先生」を観察すると、概ねこのような共通項があるように思います。

 

逆に、このような社会情勢・経済情勢であっても、大活躍しているインストラクター、コーチ、トレーナーを観察してみると、次のような共通項が浮かび上がってきます。

 

A)     本当の意味で先生(公務員)ではないのだから、トレーナー技術、指導技術(商品力)に磨きをかけるのと同様に、イチ社会人として当然のごとく、経営力(集客・運営・マネジメント・・・)の向上に努めている。

 

B)     そして、ビジネス視点を常に持ち合わせ「稼げない=貢献できてない」ことを理解しているからこそ、利益を求め結果に拘っている。

 

C)     そのためにはまず「相手を勝たせる」ことが大前提であると考えていて、相手の利益も優先している。

 

D)    このように、物事を大局(全体)から捉える思考力が備わっている。

 

概ね①~⑥と逆の人たちです。

 

そしてこの人たち、現場指導(トレーナー技術・指導技術)においても卓越している方が多いのです。

 

それはきっと、視野・視点が広いことで、そこから多くの気づきや学びを得ているからなのでしょう。

 

柔軟かつ(対応力が)多彩です。

 

だからトレーナーは、専門領域のみを突き詰めて行くだけではダメだと思うのです。

 

突き詰めるよりも広げていく。

 

学ぶ分野や実践分野、そして思考を広げていく。

 

すると周りの人、付き合う仲間も広がりを見せて行く。

 

変わっていく。

 

結果、自分も成長して行くから、自分自身を守ることが出来るようにもなる。

 

それによって、大好きなこの仕事がずっと続けられる。

 

故に人に貢献でき、人のお役に立つ日々を送ることが出来る。

 

きっとこんな感じで諸々繋がっている。

 

私はそんな風に思っています。