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親も子も、共に健やかな身体になってこその幸せ!

 

こんにちは。理事の才木です。
昨日は外部での講座でした。海がとても綺麗な壱岐という離島です。長崎空港から小型機で約30分ほどで着きます。
これまでも何度かご紹介していますが、国から県へと受け継がれた「子供達の体力・運動能力を向上させる」事業です。
対象者は小学校一年生から六年生までの全学年です。
現代の子供達が60歳になった頃の体力が危ぶまれることからスタートしたセミナーです。
親と子が一緒に運動できる良い機会であり、また、楽しく運動をするキッカケになるととても喜ばれています。

東京オリンピックが開催された1964年から毎年実施されている体力テストの調査結果によると、昭和60(1985)年頃までは体格の向上に伴い、体力・運動能力も伸びていたそうです。

 

しかしそれ以降は体力・運動能力は徐々に下がってきてしまっているのが現実です。

 

昭和60年をピークに数値が下がり続けています。今の親世代が確実に体力・運動能力があったということです。

 

現代の体力・運動能力の低下している子供達と、過去は運動能力が高かった世代が一緒になって動くということは、親子のふれあいだけでなく、互いの体力についての気づきの機会でもあります。

 

親が我が子をみて、子が親を見て気づくことはたくさんあります。

 

自分の子供時代と比べて握力や上体起こし、反復横跳び、シャトルラン、50m走、立ち幅跳び、ソフトボール投げなどを家庭でもう一度話したり見直すこともあるようです。

 

親になって体力の衰えを感じ、運動習慣のない不健康な身体へと変化しつつあることを自覚できる大人にとってもいい機会になっているのです。

実施前には「身体管理学」のお話を交えながら、大人も子供もわかりやすいように運動・栄養・休養・笑いなどの話をしてスタートします。
全身持久力、柔軟ストレッチ、閉眼片足立ちやスクワットなどを親子ペアで行なったり、ヒットトレーニングを取り入れながら、
楽しく動くことを体感してもらいます。
全員ビフォーアフターの表情がまったく違います。イキイキしたいい笑顔です。こんな時、幸せや喜びや嬉しさを感じます。
LIVEの醍醐味でもあります。
これも私達の活動のひとつです。地道なことですが、コツコツとこれからも積み上げていく使命を感じました。
それではまた来週。お元気でお過ごしください。