メディカルサポートの活用方法は?

 

スモールジムの辰田です。

 

スモールジムでは、ジムとして提供しているサービスを一言で表すと「小規模メディカルジム」という表現になると考えて活動しています。

 

スクール制であること、少人数制であること、トレーナー完全指導であること、本部の店舗サポートメンバーに看護師、理学療法士、柔道整復師、介護福祉士などのメディカルスタッフが在籍しており現場のトレーナーやメンバーさまへの問題解決、支援体制が整っていることがその所以です。

 

これらのサービスを提供している中でこのような出来事がありました。

それは現場トレーナーから本部に、「肩の痛みを持つ方への対応について相談したい」という内容でした。

 

「対象者が4名いて症状的には近いため緩和や改善へのアプローチ方法は同じかもしれない。同じようなことを個別に分けてご相談してしまってはお時間とらせてしまうので申し訳ないかと思って一度に情報を提出します」とのこと。

 

本部スタッフへのお気遣いに感謝の意を述べながらも丁寧にコミュニケーションを続けました。

 

以下はそのやり取りと本部の考え方です。ハチドリFCの皆さま向けの内容になってしまいますがそのスタンスを共有します。

 

症状の近い方への対応は同じかもかもしれないという、その意図は理解していますが決してそんなことはありません。

 

改善のエクササイズなどの結論が結果的に同じなら同じでもちろん良いのですが、大切なのはその結論に辿り着くまでの分析力と考察力が交錯しながら導き出されるプロセスそのものです。

 

肩の痛みの対応はとても難しいものです。基本的に千差万別です。

 

なので個別で見ること、その方に応じた対応が必要です。一人ずつ時間をつくって確実に見ること、対応する姿勢が求められます。

 

スモールジムメンバーさまの問題解決をするため、トレーナーとしてその分析力を身につけたり結論に至るまでの思考プロセスを知っていただき、ひとつ上にレベルアップしてもらうためにメディカルサポートのサービスが存在しています。

 

このサービスは決して結論や分類を教えてくれるだけの短絡的なショートカットの意味で存在しているのではありません。

 

その存在意図はメンバーさまの問題解決をするために必要だけど現時点で不足している知識を得ることです。要はトレーナーが知らない部分を知るため、学ぶためです。

 

なので、似たようなものかも?いう捉え方をせずにあくまで個別案件としてひとつひとつ相談してほしいです。そして納得のいくまで学んでいただき現場へのフィードバックをしてほしいと思います。

 

メディカルサポートスタッフはこのように捉えています。本日のブログは本サービスの意図を受け取っていただきたく共有させていただきました。

 

それではまた来週。