時代の流れを感じます

 

スモールジム代表取締役の辰田です。

 

今年は5類移行の影響で様々なショーやイベント、展示会が軒並み再開されましたね。街も活気に溢れているように見えます。

 

飲食などの出店もここ数年と比較すると増えており、フィットネスジムも同様に増加の一途を辿っています。

 

しかし以前のように総合型と呼ばれるフィットネスクラブはほとんど増えていません。理由は何度も述べているのでここでは割愛しますが、ここ数年続いた時代背景により大きくダメージを受けているため、まだ回復の途中であることや、そもそも顧客ニーズに変化が起きていることなどが主だった理由でしょう。

 

かつての王道といえる存在だった総合型フィットネスクラブに対し、現在増えているのは小規模目的型の小型店です。

 

大きな施設で様々なサービスを受けられることよりも、小型だけど何らかの目的に特化している特徴的な店舗が増えています。

 

10数年前からコツコツと出店を増やしてきた24時間ジムもその小型ジャンルの一つですが、ここ一年は小型のピラティススタジオが一気に増加した印象があります。

 

僕の住む金沢市では一昔前までは片手で数えるほどしか存在しませんでしたが、現在すでに両手でも収まらないほどに増加しています。これはすごい。

 

ピラティスは日本では3度目くらいのブームです。近年史の観点でいえば3度ブームになればサービスの一種として定着するとされています。きっと今回の出店ブームで店舗数や従業員が過去からのスクラップ&ビルドを経て安定した需給関係を維持することができるようになり、顧客からの定着も図られ一般的なサービスになっていくと思います。

 

このような安定体制を築くことができればビジネスとして成立し、そこに雇用も生まれて質も持続的に高まっていく傾向にあります。

 

どのような商売もこのような変遷を経て産業として成立していく側面があります。

 

要は生き残れるかどうか。

 

流行り廃りを経て成長していくパターンもあれば、コツコツと小さなニーズをとらえて一歩一歩成長していくパターンもあります。

 

どちらがいいとかではないですが前者は相応のリスクがあるのでどちらかというと強者の戦い方でしょう。資本力に乏しい企業は後者のような弱者の戦略で成長していくのが経営学のセオリーです。

 

どのポジションで攻めるかどうかも時代によって変わります。時代は常に移ろいますが近年は、常に勝つ!ではなく常に負けない!という考え方の方が着実に成長できそうな気もします。

 

ここに答えはありませんが、自分はどちらの考え方なのかは知る必要がありますね。

 

けどそれは、いろいろ失敗して生き延びた先にしか見えない景色なのかもしれません。

 

やってみなとわからない。まずは行動することから始めましょう。

 

スモールジムは行動する価値のあるビジネスモデルです。皆さまの行動をお待ちしています。

 

 

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