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本当に必要としている人達を放置してきたのがフィットネス業界

こんにちは!青森市スモールジムFlare代表トレーナーの小野寺幸太郎です。

 

連日、代表トレーナーの皆さんが発信されているように、スモールジムのミッション・ビジョン・バリューが発表されました。

 

自分で言うのもおかしいかもしれませんが、一般的な企業によくあるような体制の変更に伴う形式的な理念の変更や、一部の経営陣によるトップダウン的なものとは全く違います。

 

何故なら今までのスモールジムの思い、そして行ってきた取組や方向性をより具体化、言語化しただけだからです。具体的な言語にすることによって皆の行動が一層強化されるのは間違いありません!

 

特に「孤独」に挑戦する、と謳うのはスモールジムならではだと思っています。

 

ではどんなことで孤独を解決するかというとそれは「つながり」のきっかけの提供です。

 

スモールジムでは3名~5名程度の少人数で運動を行います。毎回顔を合わせる中で会話をするようになり、そして良い意味で緩い関係性が築かれる。

 

そのうち仲良くなって飲みに行って…という関係になるのも珍しくありません。またスモールジムとしてもジム外での各種イベントを定期的に開催し、そのつながりの輪を広げる、増やす取り組みをしています。

 

別にこれは「こうしなければならない」というルールがあるわけではありません。健やかさを突き詰め、メンバーさんの幸せを考えれば自然にそうなるということです。

 

私もこの度、スモールジムFlare3周年記念懇親会を一ヵ月後に控えていますが、募集して1週間で既に23名のメンバーさんの出席が決まっています!

 

やはり皆さん、楽しい場、楽しいつながりを求めているんだなぁと改めて感じている次第です。

 

こう言うと「フィットネスクラブは百人規模で懇親会を開催している!数十人程度で自慢するな!」と怒られそうです(笑)

 

しかし残念ながら根本的に違います。

 

フィットネスクラブのそれは懇親会ではなく「常連会」です。

 

毎回スタッフと長話している人達。毎回スタジオの前列を陣取っている人達。休館日以外毎日来館する人達。そういう「人達」の集団がそれぞれ参加しているだけです。違いますか?

 

そういう人達に参加してもらい、余興を見せ、飲んで食べて喜んで帰って頂く、そして翌日「楽しかったね~」と会話を交わす。

 

その「楽しい」様子や写真をクラブ内の掲示板に貼る、ご入会されたばかりの会員さんは疎外感や居づらさを覚える。

 

にも関わらず「いい仕事をした」と自画自賛し「会員さんと絆を深めることができた」とおめでたい勘違いしている。

 

それは他ならぬ、フィットネスクラブ支配人時代の私です。今思えば恥ずかしい限りです。

 

特段必要としない人たちに過剰なサービスを提供し、本当に必要としている人達を放置している。

 

それが現在のフィットネスクラブです。

 

今やっている事に矛盾を感じている、悶々としながら働いている、フィットネス業界に疑問を抱いている。

 

大丈夫です。その感覚は真っ当だと思います。

 

何故ならコロナ渦で凋落しているフィットネス業界、一方コロナ真っ只中でも出店し続けているスモールジム、この事実が全てです。

 

本当に必要としている人たちに貢献するために。そして自分の人生の為に。

 

行動してみてはいかがでしょうか?

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。