こんにちは!青森市スモールジムFlare代表トレーナーの小野寺幸太郎です。
こちらのブログをご覧になっている方の中には「漠然とではあるけど独立起業を考えている」という方も少なくないと思います。
そして独立起業の行動になかなか踏み切れない理由のひとつには「家族の存在」があるのではないでしょうか?
■養っていけるかどうかわからない…
■家族の理解が得られない…
なのかなと思います。
収入がどうなるか?成功できるかどうかは不安になったってしょうがないです(笑)「絶対に成功させてやる!」と強い気持ちで、持てる頭と体力をフルに使って大量行動をするしかないからです。
今回は後者の「家族の理解」に関して私自身の経験も踏まえて書きたいと思います。
当然かもしれませんが、家族の反対を押し切って会社を辞めて起業!なんていうのはお勧めしません…。やはり人生の大半を共にする大切な人たちですから、起業に賛成はされなくても、理解され応援される状態には持っていきたいですよね。
なので一般的には、会社を辞めて独立するというステップと同時に「パートナー(と両親)を説得して、起業に関して”理解”してもらう」という関門がありますね。
かくいう私は前職をクビ同然で辞めておりますので(笑)起業することを相談する以前に「もう起業しかない!」という状況でした。また「1年で損益分岐を越えなければ会社員に戻る」と最悪の場合どうするかも伝えてましたので(もちろんそんな気はサラサラない)、妻からも「やるしかないんだね」という感じで反対されたという記憶はありません。ただ子どもにひもじい思いをさせることだけはやめてくれと、それだけです。
でも「起業しかない」状況だからこそ、ちゃんと自分の思いを理解してもらって、そのうえで応援してもらうことは非常に大事だと思っていました。
私の場合、父に関しては「資金計画と損益計画書を持ってこい」とのことだったので、論理的にしっかり説明すればまずはOKでした。「自分の人生は自分でやりたい!」という私の思いを理解共感してくれ、結局は父が母を説得してくれたようなものなので本当に感謝してます。
妻と母に関しては、このまま会社にいても給与は下がる一方であること、異動異動の連続で家族とも一緒に過ごせないこと、娘の成長を傍で観れない、日常を一緒に過ごせないことは人生で絶対に後悔する、そうならないためには起業しかないんだ、という話をしました。どちらかというと感情論ですね。
ただそれだけではまだダメなんです。99%「でもうまくいかなかったらどうするんだ?」と困った質問(笑)がきますので、例えば前述したような「1年間で黒字転化の兆しが無ければ会社員に戻る」というような撤退ラインを設けます。
ここではじめて渋々OK状態までには!行けるのかな?と。
まとめると…
■資金計画書や損益計画書などの数値的根拠を用意する
■どうして独立起業したいのか?という熱い思いを伝えられるようにしておく
■家族を安心させる材料としての撤退ラインを設けておく
となります。
さらに時間を遡ると、私の場合は独立する5年前くらいから、食卓テーブルに読み途中の起業本を忘れたふりをして置いておく、など小賢しいジャブを打ち続けていましたね(笑)
前々から自分の意思を匂わせておくことも大事かと思います。「起業したい」と言った時に「とうとう来たか!」と思われるか「え?なに急に…」と思われるかは大きな違いですから。
起業するにはどうしたって家族の協力が必要になります。特に開業初期は精神的にもギリギリになることも多いので、お互いがお互いを理解して、協力しあい、そして何より応援してもらえるように。
起業前の理解は得ておきたいですね!
最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。