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誰かの犠牲で成り立つモデルは間違っている

こんにちは!青森市スモールジムFlare代表トレーナーの小野寺幸太郎です。

 

青森市内は既に雪が降り積もっておりまして、昨日一昨日と雪かきに追われている状況です(笑)今年は暖冬ということで、少しでも降雪量が少なくなることを期待しています!

 

さて、そんな青森市内にも某業界大手企業の24時間型ジムが続々とオープンしております。

 

青森市内では24時間ジムは私の知っている限りで6店舗ですね。人口30万人に満たない地方都市では十分な店舗数かもしれません。

 

スタッフは常駐させず、物件と施設さえあればいいという低価格モデルは皆さんご存知の通りここ数年で急増してますね。こういう状況下においてフィットネスクラブで何が起きているかと言うと…

 

「24時間ジムに顧客を奪われた!」

 

「営業時間を増やせ!」

 

「スタッフを減らしてインストラクターのフィーも下げろ!」

 

「会費を上げろ!だが安価な月会費も用意しろ!」

 

「物販を強化しろ!」

 

とこうです。これは私が支配人時代に実際に指示されたことです。この発言だけで、いかに理念が無いか、健康産業としての信念が無いか、お客さんのことを考えていないかがわかります。だから行動に一貫性が無く、矛盾だらけになる、真っ当なお客さんは間違いなく「バカにされている」と感じるでしょう。

 

会社員時代、これらに苦言を呈したことは何度もありますが、決まって言うのは「今いる会員様や従業員を守るために仕方ない」です。…守れてるんですかね?

 

ご入会された会員さんをほったらかしにして、長年勤めてくれたインストラクターさんを結果的に辞めさせて、スタッフを減らして現場のオペレーションを低下させ、疲弊させている。これを守れているというのでしょうか。毎日一所懸命働いているスタッフは「守られている」と感じているのでしょうか?

 

「会社(経営陣)を守るために、最前線で活躍してくれているスタッフを犠牲にしている」ようにしか私には見えません。

 

この考え方こそ、フィットネスクラブ凋落の根本要因だと思っています。

 

話は変わりますが、先週私は3周年記念懇親会を開催した旨を書かせて頂きました。最高に幸せな時間だったし、独立起業してスモールジムをやって本当に良かったと感じます。

 

朝起きて、ジムに行き、メンバーさんの顔を視て、お話をしながら一緒に運動するのが楽しみです。懇親会を終えてからはさらに、です。さすがに最後の指導を終えると肉体的疲労はありますが、心は実に晴れやか!

 

仕事が楽しみなんて以前は考えられませんでした。想像もできませんでした。

 

予算を追いかけ、納得のいかない指示をされ、施設の修繕をし、苦情クレーム対応をする。疲弊した身体でスタジオレッスンをする。これが仕事でした。

 

「貢献したい!」と心から思える方たちがいる。そしてその方たちに必要とされ、感謝される。これは本当に幸せなことです。

 

もしあなたが現状に悶々としながら、毎日を疲弊しながら過ごしているのなら。

 

そして健康産業というものに信念があるのなら。

 

一緒に行動してみませんか?

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。

 

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