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湯島聖堂で「宥座の器」を体験しました!

 

こんにちは。

 

スモールジム住吉東京(東京都江東区)代表トレーナーの濱田です。

 

先週の日曜日には東京は文京区にある「湯島聖堂」に行って参りました。

 

丁度、近辺界隈を通っていた時に「そういえば近くだった」と思い、寄った次第です。

 

目的は「宥座の器」です。

 

湯島聖堂にある「大成殿」と呼ばれる建物に入るとそれが体験できる様です。

※「様です」というのは今回私が行ったのは大成殿の外にあるタイプで大成殿内にある方が正式な(?)タイプの様です。土日しか入れないようなので、行かれる際にはご注意下さい。

 

行かれた方はご存じかと思いますが、真ん中にある樽(バケツ?)は両側にある鎖でつながれており、終始バランスが不安定な状態です。

 

水を入れる前は傾いていますが、水を「程よく入れる」事によって、樽は水平を保つ事が出来るというものです。

 

論語をまとめたとされている孔子はこれを見て、弟子たちに「満ちて偏らない者はいない」と教えをしていたと言われています。

 

水が空くな過ぎても樽は傾いたままですし、だからといって水を入れすぎるとあっという間にひっくり返って水が全部こぼれてしまいます。

 

実際、最初は恐る恐る入れていましたが、かなり入れないと水平にはならない事が分かりました。しかしある一定を超えるとあっという間に樽はひっくり返るとという事が体験出来ました。

 

スモールジムHPの「指導理念」には下記の一文が書かれています。

 

私たちは「過ぎたるは猶及ばざるが如し」の格言に基づき、過不足のない中庸的な指導を行います。

 

古くより言い伝えられてきた、単純な仕掛けであるこの器に深い意味が込められているという事を身体で理解する事が出来ました。

 

トレーナーとメンバーさんとの間に存在する「リテラシーの差」を使い、「これはダメです」「これを食べましょう」「このサプリはダメです」とある種洗脳に近い教育をする事は安易な事だと思いますし、実際それに近い事をしていた時期も昔はありました。

 

最初は時間がかかるかもしれませんが、中庸的な幅の中でメンバーさんが自ら理想的な選択を、自ら出来る様な「ちょっと背中を押すアプローチ」をする事が出来れば、理想的と感じています。

 

スモールジム指導方法を知りたい方はぜひ文京区にある湯島聖堂に行って、「宥座の器」を体験する事をお勧めします!

 

一緒に偏りのない指導方法を日本中に広めていきましょう!

 

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