こんにちは!青森市スモールジムフレアー代表トレーナーの小野寺幸太郎です。
先月市内に2店舗目をオープンしてから、メンバーさんからは「浪館店(新店)のほうはどう?」「順調にいってる?」「チラシとかあるならお店に置くよ?」という心配&温かいお声を頂きます(^^♪
実家に顔を出せば母親にも当然同じことを言われます(笑)。メンバーさんは40代50代の方が多いので、年齢的に私は息子に近い感覚なんでしょうね!気にしてくれる方がたくさんいるというのは本当に有難い限りです。
「なんで2店舗目やろうと思ったの?」という質問もよく頂きます。
これにはいろんな理由があります。もちろん出店することで貢献できる人が増える、配慮範囲が広がるということもあります。
ただ、改めて考えてみるとやはり前職での経験があると思います。
それは一言で言うと「チーム内に同志がいない」ということです。
前職では、同僚や上司、部下スタッフなど一緒に働く仲間はいましたが、志を同じくする人、同志がいませんでした。
仕事においてはそれらしいことを言うけど、運動からかけ離れた体型をした上司。
飲みの席で仕事の話はしないでくれという同僚。
経費で買っていいなら読書します、という部下スタッフ。
「その考え方はちょっと違うんじゃ…」と言っても多分響かないですし、仕事がやりづらくなるだけではなく周囲のスタッフにも迷惑をかけるかもしれないから、そのまま「仲良く」していた気がします。
ですので自分と同じ考え方の人がいない、価値観が共有できていないというのが寂しかったのかもしれません。だから「いつか志を同じくする人とチームでジム運営をしたい!」という願望が根底にあったのかもしれません。
もちろん今はスモールジムの各代表トレーナーと同志と繋がっているので、同志と一緒に!という思いは満たされています。
今度は自分がリーダーとして、同志を募ってチームで事業をやりたい!という思いです。それが配慮範囲とスモールジムを広げて、世の中をより良くしていくことにも密接に繋がると思っています。
そしてもう一つは、真っ当な志を持っている人が業界を去っていくのを散々見て来たからです。
事業に情熱をもって入社したのに、業界や会社の在り方にガッカリし転職してしまった人。
業界に未来を見いだせずに辞めてしまった人。
せっかく昇進したのに数字の追求、クレーム対応などのストレスに耐えきれず他業界に行ってしまった人。
簡単に辞めるなんてそもそも志が無かったんじゃないか、と言うこともできますが、もう少しまともな業界、事業であればその人の未来は違ったかもしれません。
フィットネス業界は旧態依然としてますが、その中に悶々として埋もれている人はたくさんいるはずです。実際にスモールジムオーナーにもそのような環境から勇気をもって行動した方はたくさんいますから!
スモールジムという事業が広まれば、真っ当な志を持ったトレーナーはもっと活躍できるのではないか。そう思います。
スモールジムは「人」です。多店舗展開することで、志を持った人の人生を末広がりにできると考えています。
1店舗が2、3店舗に増えたくらいで何なんだ、と思われても仕方ないかもしれません。
ただ、私は私にできることをやるだけです。精一杯やるだけです。人生をかけて。
最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。