経営において守備力が大切です

 

スモールジム代表取締役の辰田です。

 

本日早朝に僕の住む北陸エリアで震度3の地震がありました。幸い大きな揺れではなかったため確認できるような影響はありませんでした。

正月に北陸を襲った地震が強烈だったため揺れを感じるとあの時の恐怖が蘇ります。

 

いつ何が起こるのか本当にわかりません。災害に対して日頃から適度にアンテナを立てておく必要がありますね。

 

経営も良いこともそうでないことも必ず何か起きるものです。

 

昨今は経営者にとってクライシスマネジメントの整備が大事な仕事となりつつあります。経営は攻めだけではなく守りも大切です。

 

攻めは幸運な機会に恵まれることもありますが、守りはそうはいきません。日頃から意識してコツコツ体制を整えていないと企業として身につかないものです。

 

クライシスマネジメントを会社の現状に合わせて設定して、ひとつひとつ用意して時間をかけての努力を重ねてはじめて危機回避能力が組織に備わります。

 

これは危機時に大きな差を生みます。コロナ禍を経てそれが身に沁みた経営者が大半ではないでしょうか。同時にこれを整える難しさも痛感したことでしょう。

 

これらを全部やりきるにはそれなりの売上規模、利益、拠点、経験値、経過年数がないとできません。これら全てを一気にやることもできません。現実はそんなに甘くありません。とにかく時間がかかります。後回しにすると痛み目に会います。

 

創業して間もない人はここを後回しにします。攻めに夢中です。

 

順序としては当然ながらそうなります。しかしもっと早い時点で備えることの大切さや難しさを学ぶべきです。攻めの中にも守りの行動を入れていきましょう。時が経てばその意味がわかります。

 

それではまた来週。