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それでは社会は変わらない

こんにちは!青森市スモールジムフレアー代表の小野寺幸太郎です。

 

現在青森市は大雪で災害地に指定されており、店舗で使用する備品消耗品も、配送業者さんから届かない&そもそも注文を受けてもらえないという状況です( ゚Д゚)

 

通常は自宅から店舗まで車で30分もあれば着くのですが、雪が降ってからというもの1時間~1時間30分かかるのはざらにありますね!

 

もちろんメンバーさんも同じような状況ですので、こんな時こそ私たちは何ができるのか?ということを考えて実行し、店舗運営に反映させていきます。

 

さて、先日知人が某24時間ジムに入会したとのことでした。ちなみに知人は春から秋までは屋外でのランニングを習慣としており、積雪で外を走れない冬の期間だけ通うとのことでした。

 

利用してみてどう?と聞くと「私はランニングマシンしか使わないから良いんだけど、筋トレしてる人を見ると”それ使い方合ってる?”って思う人もいっぱいいる」とのこと。

 

また「パッと来てささっとテキトーな重さでマシン動かして帰るだけの人もかなり多いね。まぁ…気持ちの問題なんだろうね!」と。

 

ちゃんと定期的に利用して運動している人もいるとは思いますが、そういう人はこういったジムでは恐らく少数でしょう。

 

24時間いつでも、そして安価!というのは確かに魅力的なのですが、それで本当に運動習慣が身に付いて身体が変わるかと言えばそれは別の問題だと考えています。

 

知人が言っていたように「私はジムに通っている!」という安心感を購入しているのでしょう。

 

ビジネスという観点で視れば文句のつけようもなく素晴らしいのだと思います。実際に全国で多くの人がこの業態を利用していますしね!

 

しかし1年2年と続けて心身の成果がハッキリと感じられる、人生が変わった、と言う人はほとんどいないでしょう。続けているのはそもそも筋トレ好き、運動好き、一人でできる人達です。

 

4割の人は入会してもほとん行かない低利用者ですし、1年後には半数以上が退会しているのが実情でしょう。

 

多くの人に利用されているという意味では社会貢献になっているのかもしれませんが、社会問題を解決し未来をより良くするという意味では…?と私は考えてしまいます。

 

運動好きは喜びますが、救うべき人たちには手を差し伸べられずそのままです。それでは何も変わらないですね…。

 

利便性や価格を追求した、人的資源不要の完全なる機能的価値のサービス。

 

それとも顧客との強固な関係性の元、社会貢献への思い、行動が店舗運営に反映された、人を基点としたソーシャルビジネス。

 

私は圧倒的に後者をやりたいです。だからこうしてスモールジム事業をしています。

 

いちいち言うことではありませんが、どちらが良い悪いではありません。

 

ただ自分が信じることで結果を出し続け、社会を変えていく為に。

 

力を磨き続け、自分ができることを精いっぱいやり、革新を繰り返していくしかありませんね!

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。