こんにちは。
スモールジム住吉東京(東京都江東区)代表トレーナーの濱田です。
スモールジムには様々な目的を持った方々がいらっしゃいます。
その多くは「からだを良くしたい」という前向きな気持ちから行動されており、とてもポジティブなエネルギーが溢れています。
しかし、人には機嫌が良い時もあれば、心が疲れている時もあります。
そんな時でもスモールジムに通い、貴重な50分を一緒に過ごしていただけることに感謝しながら、心と身体にとって少しでもプラスになる時間を提供したいと日々考えています。
ただ、機能的な身体の話だけではカバーしきれないこともあります。
例えば、レッスン中に「元気がないな…」と感じた方から、ふとネガティブな言葉が出ることがあります。
こうした言葉をそのまま受け止め、共感しすぎてしまうと、レッスン全体が負の流れになりかねません。
かといって否定すると失礼にあたる場合もあり、ただ笑って流すだけでは問題を根本的に解決できません。
そのような場面では、一度相手の言葉を受け止めつつ、それをポジティブな内容に差し替えて流れを作ることが重要だと考えています。
これを実現するためには、自らの「語彙力」と「瞬発力」が求められます。
私が心がけているのは、「多くの言葉に触れる」ことです。
有識者との対話や読書は特に効果的だと感じています。
長年読み継がれている書籍には、すぐに役立つ内容は少ないかもしれませんが、時間をかけて自分を醸成するためには欠かせないものです。
これがいずれ、瞬時の対応が必要な場面で必ず役立つと信じています。
「人間を学ぶ」ということは、単に礼儀や礼節を身につけるだけでなく、「心が弱っている時に頼りにされる人」になることだと思います。
少人数制のスモールジムだからこそ、「一言」で場の空気が良くも悪くも変わります。
機能的指導に注力していても相手が人である以上、受け止めて頂く積極的な心を醸成する必要があります。
その一言がレッスンの価値を最大化するためのカギになると考え、これからも学び続けていきます。
それでは、明日のスモールジムブログもどうぞお楽しみに!
