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「誰からも必要とされていなかった…」

こんにちは!青森市スモールジムフレアー代表の小野寺幸太郎です。

 

独立起業し、スモールジム事業を始めて今年で5年目となります。

 

会社員時代と今を比べて明らかに違う事は多くありますが、最も大きいのは「誰かに必要とされていることを実感できること」ですね。

 

私は学生時代にアルバイトスタッフとしてフィットネスクラブで働いておりました。当時からスタジオレッスンを担当していましたし、勤務時間はすべて現場にいた為、お客様との接点はとても多かったですね。だからこそ感謝の言葉を頂いたりすることも多くありました。

 

しかし入社し、そして役職が上がるに連れて、徐々に現場からは離れ数字に追われる日々、感謝よりも苦情クレームを頂くことの方が多くなっていきました。

 

売上を上げろ、人件費を削減しろ、サービスの質を上げろ、老朽化は何とかしろ、当時の私の能力不足もあり恥ずかしながら目の前のことに追われる毎日だったように思います。

 

また苦情クレーム対応(不当なものや悪質なものも…)、会員同士のトラブル対応、そんなことばかりでした。

 

私がやることで誰か幸せになっているんだろうか?自分は遠く離れた地で働き、最低限のお金を家に入れるだけで、家族との時間もまともに取れない、一体誰の為に、何をやっているんだろうか?いつまで続くんだろうか?

 

そんなことを考えながらも、何も行動できずに悶々とした日々でしたね。

 

独立起業した今、それなりに大変なことはあります。そしてこれからも挑戦をし続ける限りずっと大変でしょう(笑)

 

ただ、望まない不要な苦労を他人から強いられ続けるのか?それとも自分の意思で挑戦して理想に近づく過程の苦労なのか?同じ苦労でもその違いはあまりにも大きいと感じます。

 

後者の苦労は未来の自分の幸せに繋がりますが、前者は何も生まないからです。

 

そして仕事自体に関して言えば関係性のビジネスを行っているということ。

 

メンバーさんのお顔とお名前は当然、趣味、家族構成、行きつけの店、お子さんの部活や習い事のスケジュール、住んでる場所、いつも飲んでいるお酒、など気持ち悪いくらい知ってます(笑)

 

でもそんな関係性で事業をやれていることが、私にはこれ以上なく幸せです。

 

「誰かに必要とされている」と感じることができる。

 

商売、仕事、ビジネスとは本来そういうものですよね!

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。