経営は技術

 

スモールジム代表取締役の辰田です。

 

昨日は東京タワーの麓にて毎月恒例の取締役会でした。いつも通り谷本さんから得る見識は僕たちの頭の中を広げて柔軟にしてくれます。

 

毎度のことですが終わった後は酸欠状態、疲労困憊です。相当なカロリーも消費していることでしょう。良い報告もできて新たなステージに進めそうです。

 

このような経験や知識は単なる理論ではなく、現場で使われてこそ力を発揮します。現場か知識かの二者択一で考えるのではなく、知識を武器として現場に出て経験や結果に変えていくことが重要です。

 

よく思うことですが経営は技術だと思います。

このような経営知識は課題に対して何を問い直せばよいか?を示してくれます。現場での判断や行動の前提となる仮説を立てる力となります。

 

この構造を理解する力があればメンバーさんがどこから流入してどの段階で離脱しているか?という問いを立てることができます。そして仮説が立てば対策も具体的になり行動に狙いとスピードが出てきます。

 

僕たちスモールジムの戦略は、フィットネスクラブのよな団体は視野に入れず個人の高付加価値客層に集中するものです。いわゆる選択と集中。教科書通りの経営です。

 

教科書も完璧ではないですが迷ったときどちらに進めばいいかについての仮説を与えてくれます。それを現場で実践を重ねる中で、経営の定石と呼ばれるものを現場仕様に調整して最適化していく。

 

ユニクロの柳井さんも、ドラッカーの本に服の売り方が書かれているわけではないと仰ってますよね。

 

この知識と実行の往復によって経営の技術が身についていくのだと思います。

 

売上、人材、品質管理といった複雑な経営課題を感覚だけで処理し続けることは不可能です。最初のうちはそれでも戦っていけますがある程度事業が育つとそうはいきません。

 

経営者は因果関係を整理し、仮説を考えて、意思決定して、実行する、こんな型を身につけていきましょう。