こんにちは!青森市スモールジムフレアー代表の小野寺幸太郎です。
今は以前のような数千名規模の大型フィットネスクラブやジムは徐々に少なくなり、代わりにパーソナルジムや小規模スタジオなどが多くなってきました。それはどこの地域でも同じような推移だと思います。
私も独立起業するまでは10年以上そういった中・大型のフィットネスクラブで働いていたのでわかりますが、それらは実質運動する場を提供しているだけで、からだと心、その人の人生に寄り添うというにはあまりにもかけ離れた実態だったと感じます。
大幅なキャンペーン値引きでとりあえず入会させる。
入会させたものの最初の数回だけスタッフがついて後はほったらかし。
スタジオは常連ばかりで、入会して間もない人にとっては雰囲気が悪く。
会費だけ払って来館しない会員さんを「上顧客」と呼ぶ。
そういう場所が淘汰されていくのは必然だと思っています。
ですので、そういった志なきクラブが少なくなり、関係性を重視した小規模の施設が増えていくのが良いことだとは思うのですが、一方でそれだけでは地域社会は良くならないとも考えます。
何故ならパーソナルジムや小規模クラブの多くは小欲の経営だからです。
目の前のお客様、今いるお客様を幸せにしたい、それは美しいことですが、事業を行っている人間であれば誰もが抱いて当然の思いです。
志があって、自分の商品、サービスを良いものだと信じているならそれで多くの人に貢献したい、広めたいと考えるはずです。
そのもう一歩を踏み出そうとしていないのは…
独立して生活できるようになったらもうそれでいい。
ちょっと贅沢が出来るようになったらそれでいい。
食えるようになったからもうこれ以上やる気はない。挑戦する気はない。自分が良ければそれで良いというマインドが見え隠れしてしまいます。
そういう自己満足の小規模ジムやクラブが増えたところで同じです。健康や孤独、要介護という社会問題は何ひとつ解決されません。
私も一時期は「このままでいいか」と考えたこともありました。しかし事業を行うに連れて、メンバーさんから感謝の言葉を頂くほどに「もっと挑戦しよう」と考えるようになりました。
スモールジムを通して、仲間と連帯して、自分の力が及ぶ範囲で、多くの人に貢献していきたいですね!
最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。
