「本当のキャリアは“誰とどう生きるか”で決まる」

 

こんにちは。

 

スモールジム3店舗(埼玉県所沢市2店舗・東京都浅草橋1店舗)オーナーの佐藤です。

 

今日は「キャリア」についてお話をさせていただきます。

 

一般的にキャリアとは「仕事を通じて積み上げてきた経験やスキル、役職、職歴などの軌跡」とされています。

 

私自身は、専門学校で栄養士という資格を取得した後、フィットネスクラブへ就職しました。

 

入社後は、社会人としての基本から、現場で必要な指導スキルまで社内研修で徹底的に叩き込まれました。

 

さらに、応用力を身につけるために、外部セミナーにも積極的に参加していました。

 

そんな日々を重ねる中で、先輩上司の指示命令に従順な(笑)トレーナーから、現場トレーナーを統括するチーフトレーナーへ昇格、店舗責任者の右腕となるサブマネージャー、直営店から受託事業部へ異動して行政施設の店舗責任者を拝命、そこから転職して約3,000名が在籍する総合フィットネスクラブの2店舗責任者などを経験してきました。

 

いわゆる「現場たたき上げ」の15年。

 

決して楽ではありませんでしたが、確かな経験値を積み上げることができました。

 

その後、コロナ禍をきっかけに独立起業してから、早くも4年が経ちました。

 

振り返ってみると、あの15年間の経験以上に、この4年間で得たもの方がはるかに濃く、豊かだったと確信しています。

 

それは過去の積み上ねがあったからこそとも言えますし、何より「向上心」を大切にしながら、常に「挑戦ある人生」を選び続けてきたからだと思っています。

 

現在、スモールジム3店舗を経営していますが、まだまだ満足はしていません。

 

「もっとできる」「もっと届けられる」と、日々挑戦心が高まっているからです。

 

それはなぜか?

 

「相手の喜びが、自分の喜びになる」ことを、日々の現場で肌で感じ続けているからです。

 

「自分だけの喜び」には限界があります。しかし、「相手の喜び」に終わりはありません。

 

独立起業してから、よく自分に問いかけることがあります。

 

「何のために生まれ、何のために生きるのか?」

 

会社員として「飼われる」ことから抜け出し、人間本来の自由を手にした今、一層、他者への貢献を意識するようになりました。

 

いや、正しく言えば、「同じ理念を共にする仲間」との出会いがあったからこそ、そう思えるようになったのです。

 

そして、その生き方こそが、これからの時代における本当の「キャリア」のかたちではないかと、私は信じています。